1. 会社および役員を取り巻く損害賠償責任リスク
会社役員は、様々な法律に基づく義務や責任を負っています。会社役員に課される主要な義務は「善良なる管理者としての注意義務(善管注意義務)」として知られるもので、管理者として通常期待される水準を満たしたうえでその責任を果たすことが義務付けられています。
上記を怠ったことで会社が被った損害については、個人として会社や株主に対し損害賠償責任を問われることがあります。
また、従業員やその他の第3者に損害を与えた場合にも損害賠償責任を問われることがあります。
役員を取り巻く経営リスク

2. 「D&O保険(会社役員賠償責任保険)」の補償内容
会社役員としての業務遂行により、会社・株主、従業員ならびにその他の第3者など、様々なステークホルダーに対して損失を発生させるリスクがありますが、企業の成長や中長期的な企業価値向上のためには、一定のリスクテイクによる「攻めのガバナンス」が必要となります。
会社経営に関する「会社および役員の賠償責任リスク」を補償し、リスクテイクを支援する保険が「D&O保険(会社役員賠償責任保険)」です。
「D&O保険」は補償を組み合わせることにより、経営の結果責任によって生じる賠償責任リスクのほか、付随する費用損失リスクも合わせてカバーすることができます。

※本ホームページでご案内している商品は、商品の概要を説明しております。
取扱商品、各保険の名称や補償内容等は引き受け保険会社によって異なりますので、ご検討、お申込みに際しては、「商品パンフレット」「契約概要」「注意喚起情報」 「ご契約のしおり・約款」を必ずご確認ください。